高金利通貨 運用

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高金利通貨のスワップ狙い運用の3つの条件

高金利通貨のスワップ狙い運用の3つの条件は、下記です。

  • もっとも高いスワップ金利の投資方法を選ぶ
  • できるだけ長く運用できる投資金額を考える
  • できるだけ有利なタイミングで投資する

もっとも高いスワップ金利の投資方法を選ぶ

    金利 手数料 投資金額 投資金額
(円換算)
投資期間
外貨普通預金 1.00%< 45銭 10ドル以上 900円~ 1か月~2年、期間によって金利に変化。
中途解約の場合、別途手数料が発生
外貨MMF 1.752% 70銭 10ドル以上 900円~ いつでも解約可能
FX
(レバレッジ1倍)
2.59%(1日6.4円) 0.9銭~ 1000ドル以上 90000円~ いつでも決済可能
FX
(レバレッジ10倍)
25.9%(1日6.4円) 0.9銭~ 1000ドル以上 9000円~ いつでも決済可能

 上記は、オーストラリアドルに投資した場合の比較です。
 外貨預金は楽天銀行、外貨MMFは楽天証券、FXはYJFXのものです。
 年換算して、預金を比べてみると、FXが一番金利的には、有利になります。その理由は、レバレッジをかけることができるためです。

 レバレッジは、法改正などがあり、現状では25倍まで掛けることが可能になりました。ただ、そこまでかけるとリスクも高くなるため、おおむね10倍あたりをメインに、資金量と相談して、投入資金に対するレバレッジは3~5倍にした方が良いとは思われます。

 FXは、為替取引が基本的には目的のため、手数料が取引に対してだけでなく、金利に対しても安く、仮にレバレッジを1倍にした場合でも、有利になります。ただ、取引単位が1000通貨以上が基本のため、必要資金が増えてきます。ある程度の資金を持っているのであれば、FXが運用するための効率は良くなります。

 ただ一度レバレッジをかけてうまくいくと、高レバレッジがあたりまえになり、失敗したときに大きな損失を負う事も多くあります。安全性を考えるのであれば、外貨預金より金利的に有利な外貨MMFが有利です。


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できるだけ長く運用できる投資金額を考える


 高金利通貨のスワップ狙い投資をする場合、多くの投資金額で長く運用すればするほど、スワップ金利が多くもらえます。
 ただ、外貨に投資する場合は、為替差損に対する注意が必要です。FXでは、レバレッジを掛けてスワップを多くもらおうとすると、必然的にリスクは大きくなります。
 高金利通貨の場合は、急落する場合のリスクが、ドルやユーロといった主要通貨よりも高くなることが多いため、一番損失が大きくなった場合(最大ドローダウン)を先に計算しておくことが大事です。

 最大ドローダウンとは、通貨がどこまで下げるかという想定です。
 たとえばオーストラリアドルの場合、リーマンショック時に54円台まで下げたことがあります。リーマンショックのような事態は100年に一度あるかないかということですが、このレートでも耐えられる想定していれば、投資金額をすべて失うといった最悪の可能性を抑えることができます。

 より具体的に考えると、今のレートを90円あたりとすると、リーマンショクあたりの下落を考えると、90-54=36円の下げということになり、1万通貨の運用だと36万円の損ということになります。
 レバッレジを掛ければ少ない金額で運用は可能ですが、36万円損する可能性を考えて運用するのであれば、50万円程度の資金で、2倍程度のレバッレジで運用が望ましいことがわかるかと思われます。

 スワップを狙うのであれば、長く運用することが大事で、そう考えるとおのずと低レバッレジであることが必要になってくるわけです。


できるだけ有利なタイミングで投資する

 最後が投資のタイミングです。人間の心理的には、円安に向いて、通貨が上がっている時に投資をしがちですが、長期のスワップ狙いという考え方では、円高でレートが下がっている時に買うのが最も有利となります。
 株の必勝法の一つに割安株を狙うというものがありますが、高金利通貨投資も同様で、レートが必要以上に下がっている時こそが投資の有利なタイミングとなります。
具体的には、リーマンショックのような大きな混乱で、為替レートが大きく円高になった時です。
 こういうケースでは、特に高金利通貨は大きな下落となり、どんどんレートが下がることとなります。
下落している通貨に買いを入れるというのは、なかなか難しいことですが、こういう時こそ、買いのチャンス。底値に近いレート見計らって、分散して投資をしていきましょう。
 FX投資でチャートなどを見れるとすれば、テクニカル分析の指標を利用しましょう。底値の判断の指標としては、ボリンジャーバンド、RSIなどのオシレーター系のテクニカルツールを使って行います。
 ボリンジャーバンドなら、-2.0から-1.0に反発しようというタイミング、RSIも-75以下の売られすぎのラインから、上昇に転じたあたりがポイントとなります。
 いいタイミングで買うことができると、レートの上昇による為替差益もゲットできます。スワップ金利よりもこちらの収益の方が多くなります。1年分のスワップ金利を短期間で稼ぐことも可能、そういう場合は、早めに利益の確定をしておきましょう。


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